直木賞
最近、お気に入りで読んでいた本の作者さんが、直木賞を受賞しました。 それは、「北村薫」さんです。
鷺と雪
北村 薫
文藝春秋 2009-04
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最近読んでいたのは、『私と円紫さんシリーズ』というものです。
受賞した作品もシリーズ物のようですが、読んだことが無いです。
今度、図書館で借りて読んでみよう。
『私と円紫さんシリーズ』は、こちら。
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のんびり前進じたばた生活 のまゆびさんの記事「東野圭吾さん著 『超・殺人事件』を読んだよ!!」のオススメを見て、図書館から借りてきて読んでみました。
サブタイトル“推理作家の苦悩”にあるように作家に関連するストーリーで以下の8作品が収録された短編集になっています。特に面白かったなと思ったのは強調しておきます。
最初の「超税金対策殺人事件」は、元記事でも紹介されていますが、売れっ子になった作家が税金対策で必要経費を認めさせるために小説中に関連するものを強引に入れてしまうためにストーリーがおかしなものになってしまうというもの。なかなか笑えました。
「超高齢化社会殺人事件」は、若者が本を読まなくなって作家になる人も若い人がいなくなり、読者も作家も高齢化していき、高齢化ゆえに問題が色々出てきて・・・。小説だから笑えるけど現実にもありそうな・・・そんな感じもしました。
「超長編小説殺人事件」は、売れる小説はこれからは質より量の時代だからと小説の内容を冗長な描画を書いていき、長編化を試みます。それがどんどんエスカレートしていって最終的には・・・?
どれもブラックでユーモラスな内容のものばかりなので楽しめました。
米澤穂信の新作書き下ろしミステリー「インシテミル (THE INCITE MILL)」を図書館で借りてきました。最初に借りに行った時にはまだ置いてなかったので初めて購入依頼書を出して、ゲットした次第です。
「モニターの一人は、車が欲しかった。車がないと女にモテない。女にモテないようでは、学生生活も少々寂しい。そう考えて、ビンボー大学生 結城理久彦は車を買うことにした。車を買うことにしたので、金が必要になった。そんな理由で時給十一万二千円という怪しいアルバイトに応募してみた。内容は、7日間隔離されて24時間観察されるというものだった。バイトに集まったのは12人。彼らは地下の館に7日間隔離されることになるのだが、そこで起きる殺人事件。一人、また一人と犠牲者が増える中で犯人は誰なのか?お互いに疑心暗鬼に陥っていくメンバーたち・・・。」
なかなか面白かったです。米澤さんのミステリーは、あまり殺人を扱ったものは少ないのですが、この作品はかなり人が死ぬ珍しく普通(?)のミステリーになっています。でも随所に米澤さんらしさが出ていると思いますので読んでみる価値ありです。
100冊チャート|新潮文庫の100冊 2007
全5問の問題に答えて、あなたにピッタリの一冊を見つけよう!
あなたにピッタリの一冊を紹介します! 感動本、ハラハラ本、ワクワク本、傑作ばかりがずらりと並んだ「新潮文庫の100冊」ですが、何から読めばいいのか迷ってしまうというあなたに、ピッタリの一冊をご紹介します。 さあ、自分だけの一冊と会いに行きましょう。 その本は、一生の宝物になるかも!
ということで自分の一冊を見つけるために5問の回答に答えた結果がこれです。
ユニークな感性を持っていて、どんな時も冷静沈着なしっかり者のアナタには本書がピッタリ。
そ、そうですかっ?(笑)
読書する本は、たいがい自分の好きな作家さんのものを好んで読んでしまいがちだと思いますが、こういう方法で選択するのもたまには良いかもしれませんね。そういうわけでせっかくなので、図書館で借りてきて読んでみましたよ。以下は、読書感想です。
久しぶりに図書館に行ったので本を借りてきて読みました。たまたま見つけた本だったのですが、お気に入りの作者が書いていたので借りてきました。
『2007年本格短編ベスト・セレクション』とあるのでいろいろな作者さんの短編者を収録しています。内容的には、以下のような作品を収録。
最後のが目的の作品です。米澤穂信作の青春ミステリー小説の短編ものです。
内容は、「何事にも積極的に関わらず“省エネ”をモットーとする折木奉太郎(おれきほうたろう)が、所属する古典部部長の千反田える(ちたんだえる)にその推論の才能を高く買われたことが気に入らずに推論の勝負をすることになった。課題は、校内放送で流れた『十月三十一日、駅前の巧文堂で買い物をした心あたりのある者は、至急、職員室柴崎のところまで来なさい』という内容の意味を推論すること。それがあらぬ方向に導き出して行き・・・。」という感じです。
なかなか面白かったのですが、近々この「古典部シリーズ」の短編をまとめてひとつの本がでるらしいです。『遠まわりする雛』という題名で角川書店より9月に発売らしいです。
連作短篇ということなのでこちらは買って読んでみようと思ってます。
ちなみに「古典部シリーズ」をこれから読もうと思った方は、一応シリーズ物なので順番に読むことをオススメします。順番的には、「氷菓」→「愚者のエンドロール」→「クドリャフカの順番」となります。
最近、読書もしていないなぁと思っていたら、こんなグッツがあるらしいです。
自分の読書時間が計れるデジタルなしおり
読書時間を計るためのデジタルなしおり、アメリカ生まれの『mark-my-time』。アメリカで子どもたちが毎日の読書を時間を計る目的で使っているものだそうで、ブック・エクスポ・アメリカで2004年の「Best New Product」賞も獲得し、これがなかなか賢くできている。
読書の万歩計のようなものと考えればよいのかな。
読書の累積時間を測定するだけではなくて、「30分間だけ読もう」というように読書時間を決めてアラームでお知らせするというようなこともできるらしい。
元記事を参照すると本来の使い方以外にも工夫次第で色々な使われ方があるようです。
しおりは、大概買った本に付いていたりするから特定の物は持っていないですが、図書館の本とか借りた時などは使えるかもですね。
一つ買ってみようかな。少しは読書しようという意欲につながるだろうか?
あ、図書館の本に使う場合は本と一緒にしおりを返却しないように気をつけてください。(笑)
「XHTMLマークアップ&スタイルシート」リフォームデザインガイドブック―「Web標準」を学びたいWebデザイナーのための指南書。
境 祐司
ソシム 2005-08
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ちょっと前にスタイルシートの勉強のために購入した本です。
内容的には、ブログではなくて通常のWebサイトにおけるデザインガイド的なものです。
テーブルレイアウトを使った古いWebデザインからスタイルシートも用いたWeb標準に準拠したサイトへ見栄えを変更せずに再構築するための実践的な内容になっています。 そのため、スタイルシートの個別の文法の説明などは載っていません。
「初級編」「中級編」「実践編」と分かれていて、初級編では基本的な"padding"や"margin"の理解と回り込み(float)のやり方が、中級編では「ブラウザの種類によるCSS解釈の違い」や「ブラウザのバグやその回避の方法」などが載っていて、勉強にはなりました。 既にCSSのリファレンス本を持っている人にもオススメです。
以前からネットでは話題になっていた『生協の白石さん』。名前は知っていたのですが、実際は見た事なかったのですよね。
今回、書籍化されたらしいので購読してみました。
白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん / 講談社(2005/11/03)Amazonランキング:位
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